💡 コンセプト
「上昇トレンドの末期に形成される3山構造。左肩・頭・右肩の高値が切り下がり、ネックラインを下抜けると下降トレンドへの転換を確認。ネックライン自体が強力なサポレジラインとして機能する。」
ネックラインは転換前はサポート、ブレイク後はレジスタンスに転換する。このサポレジ転換点がエントリー・損切りの核心。
転換パターン
天井打ちシグナル
ネックライン = 強SR
マルチタイムフレーム有効
大衆の損切りを誘発
📐 波形構造
① 通常H&S(天井転換 → ショート)
Head & Shoulder — 上昇→下降転換
② 逆H&S(底打ち転換 → ロング)
Inverted Head & Shoulder — 下降→上昇転換
🔍 各部位の定義
①
左肩(Left Shoulder)
上昇トレンド中に形成する最初の山。高値をつけた後、ネックライン付近まで押し戻される。まだ上昇トレンドが生きている段階。
②
頭(Head)
3つの山の中で最も高い頂点。左肩より高値を更新するが、その後再びネックラインまで下落。この時点で「上昇の勢いが衰えた」サイン。
③
右肩(Right Shoulder)
頭より低い高値を形成する3つ目の山。「高値の切り下がり」が確定。再度ネックラインへ下落してパターン完成。
④
ネックライン(Neckline)
左肩底値と右肩底値を水平に結んだライン。パターンの核心。このラインの下抜けがトレンド転換の確定シグナル。転換後はレジスタンスに変化。
⑤
スロー(Throwback)
ネックライン下抜け後にネックラインまで戻る動き。ENTRY②の絶好機。「サポ→レジ転換」のダマシに乗る大衆を狩る動き。
⑥
TP(利確目標)
ネックラインから「頭とネックラインの値幅分」を下に投影した水準が理論TP。Fib 1.618拡張も補助として使用。
🎯 エントリー仕様(ショート版)
| エントリー | タイミング | 根拠 | SL | TP |
|---|---|---|---|---|
| ENTRY① ネックラインブレイク |
ネックラインを明確に下抜けた足の確定 | トレンド転換確定。出来高増加が理想 | 右肩高値の上 | 頭とネックラインの幅を下投影 |
| ENTRY② スロー(戻り売り) |
ネックラインへの戻りで反発失敗確認 | サポ→レジ転換を確認してから入る安全策 | ネックラインの上 | ENTRY①と同じ / 値幅が大きい |
| 右肩形成中 (上級) |
右肩の高値で売り(左肩高値より低い確認後) | 高値切り下がり確定、リスク小 | 頭の高値 | ネックライン(まず第1TP) |
⚠️ ネックラインロング(逆張り):
日誌では「H&Sのネックライン付近での反発ロング」も記録されている(トヨタ、キオクシア)。
ネックラインは強いサポレジのため、下位足での反発を確認してから入る逆張りロングも有効。
ただしネックラインを完全に下抜けた場合は即損切り。
📋 日誌に記録されたH&S活用場面
① ネックラインをサポートとしてロング
② ネックラインブレイクでショート(フレミングセルへ)
📈 実例(日記・音声記録より)
トヨタ自動車 (7203)
2026-05-01(金)/ diary_2026-05-01_take2.md
H&Sネックライン付近
逆張りロング
¥3,000 キリ番
500株エントリー
状況: ¥3,000 のキリ番がH&Sのネックライン付近と重なる強いサポレジゾーン。¥2,996を明確に割れなければ反発ロングが成立。
エントリー: 10:31 @ ¥2,994.5 で500株ロング
利確: 10:55〜10:56 @ ¥3,002 で400株 / 11:09 @ ¥2,996.5 で100株返済
エントリー: 10:31 @ ¥2,994.5 で500株ロング
利確: 10:55〜10:56 @ ¥3,002 で400株 / 11:09 @ ¥2,996.5 で100株返済
「トヨタは、3000円のキリ番が強く意識されていました。ヘッドアンドショルダーのネックライン付近でもあり、2996円を明確に割れなければ、反発ロングが成立する場面でした。」
— diary_2026-05-01_take2.md
キオクシア (285A)
2026-03-24(火)/ diary_2026-03-24.md
H&S形で下がらない判断
ネックライン付近ロング
¥21,940 付近
状況: H&Sの形状で「ここから下がらないだろう」という見立て。ネックライン付近¥21,940でロングエントリーを試みた。本来はもう少し早い¥21,940でエントリーしたかった場面。
「ヘッドアンドショルダーえ下がらないだろうという形、見立て。本当は21,940でしておきたかった。ヘッドアンドショルダーのネックライン付近でのロング——上昇反転を狙った判断でした。」
— diary_2026-03-24.md
日経平均 JP225
2026-03-25(水)/ diary_2026-03-25.md
週足・日足でH&S
1月14日起点
カップ&ハンドルとの複合
状況: 日経平均を1月14日から俯瞰するとH&Sの形状。週足でも同様のH&S形態。カップ&ハンドルのダブルトップも同時に形成。
「さらに1月14日から見るとヘッドアンドショルダーの形になっています。2時間足ではL3にならずつぶっている状態、つまりトリプルトップになっている。これが吹き上がればそのまま大きく上昇すると思います。」
— diary_2026-03-25.md
ユニチカ (3103)
2026-04-27(月)/ 週足H&S左肩 × 日足SR
週足H&S左肩 = 強SR
3回タッチ後反発ロング
¥2,200 キリ番
Nのダウ合流
状況: 週足でH&Sの左肩を2026年2月中旬に形成。その左肩水準(¥2,200付近)が日足SRラインとして残存し、3/2・4/19の2回タッチ後、4/27に3回目タッチ。
エントリー根拠: ¥2,200キリ番 × DAY SR FEB × Nのダウ合流 × 3回タッチ確定
オーバーシュート: ¥2,188まで一時下抜け → ¥2,200回復で確定シグナル
エントリー根拠: ¥2,200キリ番 × DAY SR FEB × Nのダウ合流 × 3回タッチ確定
オーバーシュート: ¥2,188まで一時下抜け → ¥2,200回復で確定シグナル
💡 ポイント: H&Sの左肩が形成されると、その高値水準が「大衆の記憶に残るSR」として機能し続ける。複数回タッチするほどサポートとしての信頼性が上がる。
⚡ バリアント:左肩なしH&S(フレミングセル v2.0)
「左肩が省略されたH&S。頭(高値)→ 右肩(戻し)→ ネックライン下抜け の3ステップ。急落後のデッドキャット的な戻りから即下落するため、見た目は逆カップ&ハンドルに近い。」
→ 詳細は flemming_cell_v2.html を参照。
左肩なしH&S(フレミングセル) — ブレイク → 戻し → 下落
✅ 成立条件 / ❌ 不成立パターン
✅ 成立条件
- ✓ 左肩 < 頭 > 右肩(高値の山が3つ)
- ✓ 右肩の高値が頭より低い(高値切り下がり)
- ✓ ネックラインが水平 or 緩やかな右肩上がり
- ✓ 出来高:頭>右肩(勢い減退)
- ✓ ネックライン下抜けで出来高増加
- ✓ 上位足でのH&S形成 → 下位足でエントリー根拠
❌ 不成立 / 注意
- ✕ 右肩が頭より高い(高値更新でH&S崩壊)
- ✕ ネックラインが急傾斜(水平でない)
- ✕ 出来高が右肩で急増(まだ買い圧力大)
- ✕ 小さい足でのみ確認(上位足の裏付けなし)
- ✕ ネックライン下抜け後すぐ戻る(ダマシ)
- ✕ 地合いが強い上昇トレンド中での単独売り