ここ2か月の大失敗 原因究明レポート

対象期間: 2026-04-27 から 2026-06-25。日誌本文を読み返して、損失が大きくなった共通原因を整理したレポート。

#大失敗分析 #日経225順張り #ダウ理論 #ルール外エントリー #再エントリー禁止 #止まるだろう禁止 #確率のゲーム

最大の原因
指数方向を先に固定しない
最も危険な言葉
止まるだろう
再発パターン
損切り後の連続再エントリー
例外として許す失敗
ルール通りのLC

結論

ここ2か月の大失敗は、分析力不足ではなく、分析後の実行ルール違反で起きている。

日経平均、CFD、上位足、ダウ、押し目の見立て自体は、多くの日で正しい。問題は、その見立てを持っているのに、短い足の見た目や「ここで止まるだろう」という予測で逆方向に入ること。大きな損失の日は、ほぼこの構造に集約される。

明確なダウ崩れが発生しない限り、トレンドは継続する。 これを守れない日だけ、大きく崩れている。

原因1: 225/CFDの方向を最初に固定できていない

6/23は、日経平均225とCFD全体が下げ基調なのに、個別株だけが上を指すテクニカルを根拠にLONGを重ねた日。これは最も分かりやすい大失敗の型。

6/25は逆に、日経225が上方向なのに太陽誘電でSELL INした。方向は反対だが、失敗の構造は同じ。指数の本流と逆方向に個別だけで勝とうとしている。

日経平均・CFDが下なら個別LONGは禁止。日経平均が上なら個別SELL INは禁止。例外は、個別側に明確なダウ崩れ・RSライン・キリ番・Wトップ・板読みがそろったときだけ。

原因2: ダウ崩れを待たずに反転を予測している

4/30のソフトバンクG、6/24と6/25の太陽誘電は、上位足または指数方向が残っているにもかかわらず、短期の見た目だけで逆張りした。

特に6/25は、本人メモにある通り「日経平均は上方向、分析も正しい、押し目もダウ理論上も割れていない」状態だった。つまり、売りの根拠はチャート上の事実ではなく、反転期待だった。

「止まりそう」は禁止。「止まった」「崩れた」「戻せなかった」だけを根拠にする。

原因3: 損切り後に同じ銘柄へ戻りすぎる

6/23は、フジクラ、SBG、太陽誘電で損切り後の再エントリーが増えた。日誌では「根拠の薄い入り直しを分けて検証」と記録されている。

6/24も、太陽誘電で11時台にルール外LONG/SELLが連続し、「取り戻したい」欲求が主因として記録されている。6/25のトヨタも、方向感が悪いまま売り買いが重なり、全敗になった。

負けた銘柄で再挑戦できるのは1回まで。再挑戦する場合は、最初の根拠より強い根拠が必要。根拠が同じなら、それは検証ではなく取り戻し。

原因4: 良い失敗と悪い失敗を混ぜてしまう

6/25の村田製作所のLCカット1回は、ルール通りの納得できる失敗として分けるべき。LC後に再エントリーで回収しており、これは「ルールを守った損失」として扱う。

一方で、太陽誘電のSELL IN、トヨタの方向感がない連続売買、指数と逆方向の個別エントリーは、ルール外の失敗。ここを同じ「負け」として扱うと改善点がぼやける。

負けを2分類する。A: ルール通りのLC。B: ルール外エントリー。改善対象はBだけ。Aを責めると、次に正しいLCができなくなる。

証拠になった日誌

日付日誌の主題失敗の型原因分類次回ルール
2026-04-30 ソフトバンクGの逆張り失敗。日足上昇中のサポレジ到達をSELL目線で見た。 上位足Nダウ合流地点を売りで見た。 上位足逆行 / 反転予測 強い上位足のサポレジでは、まず上位足方向への再合流を疑う。
2026-05-06 USDJPY介入級下落中の逆張りロング失敗。 勢いが止まる前に反発期待で買った。 止まるだろう / 落ちるナイフ 一方向の強い値動きでは、止まった事実かレンジ化を待つ。
2026-05-08 JP225で9時以降の飛び乗りロング。1321でリカバリー。 期待値のある位置で待てず、高値掴みになった。 飛び乗り / 待てない 225は9時前に構える。9時以降は飛び乗らない。
2026-06-22 太陽誘電の逆張りLONG2回で -16,000円。 支持反発を想定したが、サポレジ回復前に買った。 下げ止まり未確認 / 早い逆張り 支持帯は触っただけでは根拠にならない。回復・切り上げ・反転を待つ。
2026-06-23 日経225/CFDが下げ基調なのに個別LONGを重ねた大失敗。 フジクラ、SBG、太陽誘電で指数と逆方向に再エントリー。 地合い逆行 / 再エントリー増加 225が下なら個別LONGは禁止。負けた後の同方向再エントリーは禁止。
2026-06-24 太陽誘電の11時台ルール外エントリー。勝率は高いが収支崩れ。 取り戻したい欲求で、押し目不明・ダウ不明の位置に入った。 取り戻し / ルール外 / 急上昇中SELL 迷って見送った直後の取り戻しエントリーは禁止。
2026-06-25 日経225が上方向なのに太陽誘電SELL IN。村田LCだけは納得できる失敗。 押し目もダウも崩れていないのに売った。 225逆行 / ダウ継続無視 / 止まるだろう 明確なダウ崩れがない限りトレンド継続。村田LCのようなルール通りの損失だけ許容。

再発防止ルール

  1. 指数方向チェックを最初に固定する。 225/CFDが上ならSELL IN禁止。225/CFDが下ならLONG禁止。
  2. ダウ崩れチェックを必須にする。 押し目が割れていない、ダウが崩れていないなら、トレンド継続として扱う。
  3. 逆方向エントリーは根拠2つ以上。 RSライン、キリ番、Wトップ、板読み、出来高、VWAP、ダウ崩れのうち最低2つ。
  4. 同銘柄の再挑戦は1回まで。 2回目以降は歩み値検証用にして実弾を止める。
  5. 負けを分類する。 ルール通りのLCは許す。ルール外エントリーだけを大失敗として記録する。
  6. 「止まるだろう」と思ったら30秒停止。 その根拠が事実か予測かを書けないなら入らない。
  7. 未来を当てるゲームから降り、確率のゲームに徹する。 バックテストで優位性があるルールだけを実行し、毎回の値動きを当てようとしない。

教訓: 予測ではなくエッジを実行する

多くの失敗は「次はこう動くだろう」という予測を根拠にした瞬間に始まる。優位性が証明されたルールがあるなら、毎回の結果を事前に知る必要はない。

市場に勝たせてもらうことを期待しない。 期待する対象は市場ではなく、自分が検証したルールと、それを守る実行力。

フォーカスするのは「予測を当てること」ではなく、自分のルール、つまりエッジを機械的に実行し続けること

エントリー前チェックリスト

確認YESならNOなら
225/CFDの方向は自分のエントリー方向と同じか次へ進む原則見送り。逆方向なら根拠2つ以上必要
押し目または戻り高値はダウ理論上で崩れているか逆方向を検討可能トレンド継続。逆張り禁止
RSライン、キリ番、Wトップ、板読みなど停止根拠があるかロットとLC幅を決める「止まるだろう」なので禁止
直前に同銘柄で負けていないか1回だけ再挑戦可能2回目以降は検証だけ
この損失はルール通りのLCとして受け入れられるか入ってよい入らない

6/25の扱い

村田製作所のLCカット1回だけは、ルール通りの納得できる失敗。 これは責めない。正しく切ったから、次の再エントリーで回収できた。

それ以外はルール外エントリーとして扱う。特に太陽誘電のSELL INは、日経225が上、押し目未崩れ、明確なダウ崩れなしの状態で売っている。これは「予測で売った」失敗。

今日からの基準は、損失額ではなくルール分類。ルール通りのLCは正常コスト。ルール外エントリーは大失敗。

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