WEEKLY LEVEL CHART PATTERN

上昇中UP CHANNEL形成の
N字DOWパターン

NAS100週足で見られた、大きな1波上昇のあとに上値を何度も試すUP CHANNELを形成し、 一度サポートを下抜けてから急反発し、3波上昇へ移行する大型N字DOWの定義書。

パターンの定義

上昇中UP CHANNEL N DOWとは、上位足で強い上昇1波が出たあと、 価格がすぐには最高値を更新できず、上値を何度も試しながら緩い上昇チャネルまたはペナント状に揉む。 その後、チャネル下限やサポートを一度割り込み、大衆のロングを振り落としてから、 0.618付近の押し目を起点に一気に回復し、3波上昇へ入るパターン。

通常の「上昇中の下降フラッグ」はきれいに下げてから上に抜けるが、この型は 上昇トレンド中にさらにUP CHANNELで上を試し続けるため、天井に見えやすい。 しかし本質は、強い上位足トレンドの中での長い調整と再加速。

今回のNAS100週足での流れ

1. 上昇1波2025年4月7日付近から大きな上昇が始まり、10月末から11月付近にかけて高値圏へ到達。
2. UP CHANNEL上がり切れず、何度も上値を試しながらレンジ気味に推移。上昇トレンド中の揉み合い。
3. 下抜けペナント下限・チャネル下限を一度割り、ロング勢の損切りを巻き込む。
4. 0.618押し目3月下旬付近で最安値をつけ、0.618付近の押し目から急反発。
5. 3波上昇4月13日、20日、27日と高値更新。次の目安は1.382付近の29,632近辺。

波形イメージ

2025/4/7 起点 1波 UP CHANNEL / 上値を何度も試す 下抜け 3波上昇 0.618押し目 / 大型サポート 旧高値突破

成立条件

上位足

週足以上が上昇基調

一時的に下げても、月足・週足で大きな上昇トレンドが崩れていないこと。大局が上であることが前提。

調整形

上値を何度も試すUP CHANNEL

きれいな下降フラッグではなく、上昇中に上方向へ粘りながら揉む。天井に見えやすいが、強さの残り方を見る。

振り落とし

一度サポートを下抜ける

チャネル下限やペナント下限を割り、ロング勢の損切りを出す。その後の急回復が重要なサイン。

フィボ

0.618付近からの反発

1波に対する深めの押しが0.618付近で止まり、そこから強い陽線で戻す。ここが3波の起点候補。

実戦での見方

見る項目 確認すること 判断
週足の1波 上昇開始点から高値まで、明確な大陽線の連続や高値更新があるか。 1波が弱いなら、この大型N字は狙わない。
UP CHANNEL 上値を何度も試し、下値も切り上げるが、高値更新は鈍い状態。 上昇継続の圧力と天井感が同居している。
下抜け後の戻り 下抜けが本当の崩壊ではなく、すぐに強い陽線で戻しているか。 急回復なら振り落とし後の3波候補。
突破確認 旧高値、赤点線のHH、チャネル上限を再突破しているか。 突破後は押し目を小さい足で探す。
目標値 基準線がない領域ではフィボ拡張を使う。今回の目安は1.382付近。 29,632近辺を大きな上値目標として観察。

入っていい条件 / 入ってはいけない条件

入っていい
  • 週足の上昇1波が明確。
  • UP CHANNEL下抜け後、すぐに強い反発が出ている。
  • 0.618付近、大型サポート、過去高値帯が重なっている。
  • 日足で旧高値・チャネル上限を再突破している。
  • 小さい足で押し目、Nダウ、VWAP支持が出ている。
入ってはいけない
  • 下抜け後に戻りが弱く、旧サポートがレジスタンス化している。
  • 週足の上昇トレンド自体が崩れている。
  • 0.618を明確に割り、戻しても上値が重い。
  • 高値圏で飛び乗り、損切り位置が遠すぎる。
  • 小さい足で押し目を待たず、週足の期待だけで入る。

利確と損切り

第一利確 旧高値、赤点線のHH、直近高値更新後の伸び切り。短期ならここで一部利確。
第二利確 フィボ拡張1.382付近。添付チャートでは29,632近辺が大きな目安。
延長目標 週足が強いままなら、1.618以上も候補。ただし基準線がないため分割利確を優先。
損切り 3波起点の押し安値割れ、0.618帯の明確割れ、または再突破した旧高値を維持できない場合。

添付チャートで確認

NAS100 週足 UP CHANNEL N DOW フィボ目標
週足全体。1波上昇、UP CHANNEL、下抜け、0.618押し目、3波上昇、1.382目標を一枚で確認。
NAS100 週足 UP CHANNEL N DOW 未来シナリオ
週足の未来シナリオ。旧高値付近を突破したあと、再度揉んでから上に伸びる想定も描かれている。
NAS100 日足 ブレイク確認
日足拡大。4月中旬付近から上抜ける兆候が出ており、旧高値ライン突破後の加速が見える。
NAS100 日足 詳細
日足の詳細。下落後の反発、黄色ライン突破、赤点線HHへの到達が確認できる。
NAS100 マルチタイムフレーム確認
マルチタイムフレーム。週足の大きな型を見たうえで、日足や短期足へ落とし込む流れを確認。

小さい足への落とし込み

このパターンは週足レベルの大きな型なので、週足そのものを見て飛び乗るのではなく、 日足、4時間足、1時間足、2分足に同じ構造が出た時に使う

  • 大きい足でUP CHANNEL N DOWを確認する。
  • 日足で旧高値突破、または押し目形成を待つ。
  • 短期足でNダウ、VWAP支持、キリ番サポート、安値切り上げを確認する。
  • 損切り位置が近い押し目だけを取る。