# 225シンクロ + SAUCER BOTTOM Pivot R5 SELL 定義書

## 概要

日経225がピボット R5 付近まで到達した後、上昇2日目の戻りで失速し、個別の225シンクロ銘柄が下位足でソーサーボトム型のうねりを作ってから下に割れるSELLパターンです。

今回の実例は 2026-05-26 の JP225 / アドバンテスト 6857 です。225側では R5 付近の高値圏で上値が重くなり、R4-R5 帯の戻り売り文脈が発生しました。6857側では15分足に明確なダウ転換ではないソーサーボトムが出ましたが、形としては下降トレンド中のアップチャンネル、またはアップフラッグとして扱えます。

この定義の目的は、個別だけの形で売るのではなく、225のR5拒否と個別の上昇戻り崩れが同期したところだけをSELL候補にすることです。

## 参考画像

| 画像 | 内容 |
|---|---|
| `assets/cfs225_sync_r5_saucer_6857/jp225_r5_multiframe_20260526.png` | JP225のマルチタイムフレーム。30分足でR5到達後、R5上に定着できずR4-R5帯へ戻る。 |
| `assets/cfs225_sync_r5_saucer_6857/jp225_mt5_r5_retest_20260526.png` | MT5のJP225Cash 10分足。R5近辺の戻り、フィボ戻し、上値抵抗の確認。 |
| `assets/cfs225_sync_r5_saucer_6857/advantest_6857_15s_saucer_break_20260526.png` | 6857の15秒足。15分足ソーサーボトム文脈を、下位足でアップチャンネル崩れとして確認。 |
| `assets/cfs225_sync_r5_saucer_6857/advantest_6857_volume_candle_1m_20260526.svg` | 6857歩み値CSVから作成した1分集約VOLUME CANDLE。寄り付き大商い後の戻り、9:15-9:40の崩れ窓を確認。 |

## パターンの名前

**225シンクロ + SAUCER BOTTOM Pivot R5 SELL**

別名:

- 225 R5拒否 + 6857ソーサー崩れSELL
- R4-R5戻り売り + アップフラッグ割れ
- 下降トレンド中のソーサーボトム失敗

## 市場背景

- 対象: JP225 / JP225Cash / 日経225シンクロ銘柄
- 個別例: 6857 アドバンテスト
- 方向: SELL
- 上位足文脈: 225が強く上昇した後、ピボット R5 に到達
- 重要帯: R5近辺、R4-R5帯、R5下への再沈下
- 個別文脈: 下降トレンド中の戻り。ソーサーボトムのように見えるが、明確なダウ転換がない

## 225側の条件

225側は、売りの許可を出す市場背景として見る。

成立条件:

- 225がピボット R5 付近まで到達している
- R5上に明確に定着できない
- R5到達後の上昇2日目、または伸び切った後の戻りである
- R4-R5帯の中へ押し戻される
- 30分足や10分足で上値抵抗、長い上ヒゲ、上昇失敗が見える

見送り:

- R5上で横ばい定着している
- R5を再度上抜けて高値を更新する
- 225が下げず、個別だけが弱い
- R4-R5帯で下に走らず、値幅が出ない

## 6857側の条件

6857側では、ソーサーボトムを「買い転換」と決め打ちしない。下降トレンド中に出る浅い丸底は、アップチャンネルやアップフラッグの戻りとして扱う。

成立条件:

- 15分足でソーサーボトム型の丸い戻りがある
- ただし明確なダウ転換、高値安値切り上げの完成がない
- 下位足では上昇チャンネル、またはアップフラッグに見える
- チャンネル下限を実体で割る
- 割れた後、水平線やVWAP、短期平均へ戻れない
- 225のR5拒否と同じ時間帯で下方向へ同期する

見送り:

- ソーサーボトム後に高値安値を明確に切り上げる
- チャンネル割れ後、すぐにチャンネル内へ復帰する
- 225がR5上へ戻っている
- 下抜けの歩み値、出来高、板の薄さが伴わない

## エントリー定義

### 第一候補: チャンネル下限割れSELL

最も優先する形です。

条件:

- 225がR5付近で上値を拒否され、R4-R5帯へ戻る
- 6857がソーサー型の戻りを作る
- 下位足でアップチャンネルの下限を割る
- 割れ足または戻り失敗で出来高が増える
- 直近サポートを下抜ける

実行:

- チャンネル下限割れでSELL
- または割れ後の戻りがチャンネル下限・水平線・VWAPで止まったところをSELL
- SLは戻り高値、またはチャンネル内復帰が明確になる位置

### 第二候補: 225再下落同期の追随SELL

個別の割れが出た後、225も同時にR4-R5帯から下へ走る場合の追随です。

条件:

- 225がR5を取り返せず下落を再開
- 6857も戻り高値を更新できない
- 歩み値で売りの連打、または大きめの出来高を伴う陰線が出る
- 直近安値を再度割る

実行:

- 直近安値割れでSELL STOP
- ただしSLが遠い場合、または急落後でRRが悪い場合は見送り

## VOLUME CANDLEで見るポイント

歩み値を1分足に集約したVOLUME CANDLEでは、ローソクの向きだけでなく、売買が集中した時間と価格を確認する。

確認ポイント:

- 寄り付き直後の大商いで上値が重くなっているか
- ソーサー型の戻り中に出来高が細っていないか
- チャンネル割れの足で出来高が増えているか
- 割れた後の戻りで出来高が減り、上に戻れないか
- 大出来高の価格帯を下に抜けた後、そこが上値抵抗へ変わるか

## 無効条件

- 225がR5上に再定着する
- 6857がソーサーボトムから明確な上昇ダウへ転換する
- チャンネル割れ後にすぐチャンネル内へ復帰する
- 下抜け後の出来高がなく、安値更新も止まる
- SLが遠く、R4やVWAPまでの値幅が残っていない

## 覚える一文

**ソーサーボトムは、上昇転換が確定するまでは「下降中の戻りチャンネル」として疑う。225がR5で拒否され、個別のソーサー下限が割れた瞬間だけ、シンクロSELLとして扱う。**

