TRADE DIARY PATTERN GUIDE

チャートパターン実戦資料

`trade_diary` 内の Nダウ、ピンボールリバーサル、フレミングセル、スリーカードSELL IN、ストップ安1DAY SWING LONG資料と日誌データをもとに、 実戦で迷わないための「見る順番・成立条件・禁止条件・利確損切り」を1本に整理した資料。

最初に見る順番

1. 上位足月足・週足・日足の方向。強い上昇中か、弱い下降中か、レンジ上限下限か。
2. 位置過去高値安値、キリ番、VWAP、Day 50%、前日終値、Nダウ分岐点。
3. 当日の文脈ギャップ、急落急騰、出来高、225シンクロ、セクター連動。
4. 下位足15秒・2分・5分で反転、失速、ダブルボトム、ダブルトップを確認。
5. RR損切り位置が明確で、利幅が最低1:1.5以上ある時だけ入る。

主要パターン早見表

パターン 狙う方向 成立条件 入ってはいけない時 利確 / 損切り
Nダウ
順張りの基本型
上昇Nはロング
下降Nはショート
1波発生後、2波がFib50%・VWAP・前日終値・キリ番などに戻る。根拠が2点以上重なる。 2波が浅すぎる。100%戻して1波起点を割る。根拠がFibだけ。 TP1: 1波高値/安値。TP2: Fib1.618。SL: 2波の根拠割れ。
上位足Nダウ合流ロング
4/30反省の核心
ロング 日足以上が上方向。急落・ギャップダウンで過去高値サポレジやNダウ分岐点へ到達し、下位足で下げ止まる。 急落の迫力だけでセルインする。重要サポートを明確に割る前に売る。下げ止まり前にロングする。 TP: VWAP、Day50%、戻り高値、ギャップ埋め。SL: サポレジ・キリ番・分岐点の明確割れ。
ピンボールリバーサル
急落失敗の反発
ロング 急落の3波が大足サポート、前日VAP、VWAP、Day50%などで止まり、下落失敗になる。 大足サポートが見えない。VWAPが上から押さえている。反発ではなく戻り売りの形になっている。 TP: VWAP、半値戻し、直近戻り高値。SL: 反転根拠にした安値割れ。
ストップ安 1DAY SWING LONG
特殊リバウンド
ロング OPENからストップ安をつけ、2日目PTSまで含めて40-50%級の乖離。ユニチカのような東証STD銘柄で40%級なら買い候補。恐怖の投げ売り後に現物小ロットで一旦の戻りを狙う。 悪材料が継続している。下落率が浅い。PTS出来高が薄すぎる。信用大ロットで入る。撤退条件がない。プライム銘柄の40%乖離をSTD銘柄と同じ感覚で扱う。 TP: PTS下落の半値戻し、通常時間VWAP、前日終値、急落前レンジ下限。SL: PTS安値割れ継続、翌営業日も買いが入らない。
フレミングセル
戻り売りの基本型
ショート 高値更新失敗、サポート割れ、戻しが50%・VWAP・サポレジ転換で止まり、再下落する。 上昇地合いが強い。戻しを待たず1発目の下落で売る。VWAPが下で支えている。 TP: 直近安値、次サポート。SL: 戻し高値上抜け、VWAP奪還。
スリーカードSELL IN
指数同期ブレイク
ショート 225、1321板、225シンクロ銘柄、15秒足のうち最低3つが下方向で一致。厚い買い板が守れず、崩れの継続が見える。 1321の厚板がまだ守られている。225が戻し始めている。個別だけが弱く、指数同期がない。根拠が2つ以下。 TP: 次サポート、Fibo2.0方向、直近安値更新。SL: 板ブレイク否定、指数反転、15秒足の戻し高値上抜け。
W.Top SELL
新高値更新失敗
ショート 1回目高値から一度下落し、再上昇で同じ高値圏へタッチ。キリ番や重要価格で新高値更新に失敗する。 高値からの下落が浅い。2回目で明確に上抜け定着。形だけでキリ番・重要ラインの根拠がない。 TP1: 押し安値/VWAP。TP2: 次サポート。SL: 2回目高値の上。
やれやれ売り
VAP/VWAP建値帯
ショート 大きく買われた後に下落し、含み損ホルダーがVAP/VWAPや建値帯まで戻ったところで逃げる売りが出る。 買いが捕まっていない。VWAPを上抜けて定着。地合いが強く、戻り売りではなく押し目買いになっている。 TP: 直近安値/次サポート。SL: 戻り高値上、VWAP上抜け定着。
VWAPセル / VWAPロング
補助パターン
VWAPの位置で判断 VWAPが上なら戻り売り、下なら押し目買いの根拠。単独ではなくNダウやフレミングと合流させる。 VWAPだけで入る。上位足方向と逆。VWAPが横向きで方向感がない。 TP: 直近節目。SL: VWAP再突破または再割れ。

パターン別の説明

Nダウ

50%押し目から1.618を狙う

1波、2波、3波で構成される基本パターン。2波がFib50%、VWAP、前日終値、キリ番と合流する場所が主戦場。

  • 根拠は2点以上、理想は3点以上。
  • TP1で一部利確、残りをFib1.618まで伸ばす。
  • 2波が1波起点を割ったらパターン崩壊。
上位足Nダウ合流ロング

急落を売らず、位置で買う

4/30ソフトバンクGの反省。日足上昇中の銘柄が、過去高値サポレジやNダウ分岐点へギャップダウンした時は、まずロング候補として見る。

  • 上位足の流れに合流しているかを最初に確認。
  • 2分足・5分足の下げ止まりを待つ。
  • 重要サポート上でのセルインは禁止。
ピンボールリバーサル

下落3波の失敗を取る

急落が大足サポートやVWAP付近で止まり、売りが失敗したところをロングで拾う。フレミングセルの逆応用に近い。

  • 大足サポートが見えていることが必須。
  • 下位足で安値更新失敗やヒゲ戻しを確認。
  • VWAPが下から支える形なら信頼度が上がる。
ストップ安 1DAY SWING LONG

40-50%乖離の恐怖売りを小ロットで拾う

ユニチカ5/14-5/18の特殊パターン。OPENからストップ安、2日目PTSでもさらに売られ、合計40-50%近い乖離が出たところで、現物小ロットの短期スイングロングを検討する。

  • PTSでもさらに下がるが、その乖離から一旦の戻りを狙う。
  • STD銘柄は40%あたりから買い候補。プライム市場で40%乖離はほぼ稀なので、材料の深刻度を別途確認。
  • SWINGなので大きなロットでは入らず、リスクを減らす。
フレミングセル

高値更新失敗後の戻り売り

ブレイク失敗、サポート割れ、50%戻し、VWAPレジスタンスが重なるショートパターン。最初の下落ではなく、戻しを待つ。

  • 弱い地合い、上位足の重さが必要。
  • 戻し高値で失速、陰転、上ヒゲを確認。
  • 上昇地合いでは同じ形でも無効化されやすい。
スリーカードSELL IN

指数・板・主力の3点同期で崩れに乗る

225、1321板、225シンクロ銘柄、15秒足のうち最低3つが下方向で一致した時に、下落継続をショートで狙う。悪RRでも指数文脈が強い場合だけ例外許可。

  • 1321の厚い買い板が守れず、下方向へ抜けること。
  • アドバンテストなど225同期銘柄も同時に弱いこと。
  • 根拠が2つ以下、または指数が戻し始めたら入らない。
W.Top SELL

新高値更新失敗を売る

一度つけた高値から下げ、再上昇で同じ高値圏へタッチした時に、新高値更新に失敗するところを売る。キリ番が重なるほど良い。

  • 1回目高値、下落、2回目タッチの順番を確認。
  • 3000円などのキリ番、週足高値、VWAPが重なると信頼度が上がる。
  • 少しのオーバーシュートは待つが、上抜け定着したら無効。
やれやれ売り

建値まで戻った売り圧を使う

買いたくなる上昇後に下落し、含み損ホルダーがVAP/VWAPや建値帯で逃げる場所を売る。VWAPセルの心理的な裏付け。

  • 買いが溜まった後に一度下落していること。
  • VAP/VWAPや横向き価格帯へ戻ったところで失速を確認。
  • ロング保有時は、みんなが切る場所より前で撤退する。

共通のエントリー条件

  • 上位足の方向と、狙う方向が矛盾していない。
  • 現在価格が「意味のある場所」にいる。過去高値安値、キリ番、VWAP、Day50%、前日終値、Nダウ分岐点など。
  • 下位足で反転または失速の確認がある。見た目の勢いだけで入らない。
  • 利確目標と損切り位置を入る前に言える。
  • RRが最低1:1.5以上。理想は1:2以上。

共通の禁止条件

  • 急落しているから売る、急騰しているから買う、という迫力反応。
  • 上位足サポート上でのショート、上位足レジスタンス直下でのロング。
  • 下げ止まり確認前のロング、戻し確認前のショート。
  • VWAPだけ、Fibだけ、キリ番だけの単独根拠。
  • 同じ銘柄・同じ方向で連敗後、根拠を更新せず入り直す。
  • 利確目標が近く、損切りが遠いトレード。

実例チャート

ユニチカ Nダウ合流チャート
ユニチカ 3103: 日足サポレジとNダウ分岐点を使ったロング候補。下位足の下げ止まり確認がポイント。
フジクラ チャート
フジクラ: 出来高を伴う上昇1波、調整2波、次の3波を狙うNダウ型として参照。

最後のチェック

ロング前 その買いは、上位足の流れに合流しているか。それとも目先の下落に反応しただけか。
ショート前 その売りは、サポート崩壊後の戻り売りか。それとも強いサポート上で売っているだけか。
保有中 事前に決めたTPまで伸ばしているか。怖さで早利確していないか。
損切り 根拠にしたラインを割ったら切る。切った後は、形が完成し直すまで入り直さない。